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2012年12月21日

2種の牡丹。

先月末に納品した、
うちくい(祝い風呂敷)「牡丹」、2種。
2種の牡丹。
           ( ↑ これは綿 )
2種の牡丹。
           ( ↑ これは麻 )

上がY社さん、下がSさん、ご注文の品。

同じ牡丹柄でも、
麻と木綿では色の発色が全く違います。
写真じゃわかりにくいかな~

綿は、生まれたてのみずみずしさ。
麻は、もうすでに古典の風格(ちょっと黄色っぽい)

面白いですね。

生地のハリも違う。折れ曲がりに注目!
実用なら、綿が使いやすい。
装飾なら、麻がいい風合い。(好みですが)

Y社では早速、実用使いしてくださってるようです。
( → 使用例を見たい方は コチラ )

Sさんは、数年前に
展示していた僕のうちくいをみて以来、
ずっと「いつか」と思ってくださっていたそうです。

とっても嬉しい。

うちくいのもつ「色力」。

そして、型染めにはない、
「筒引き」特有の
自由で、勢いのある大胆な「線力」。

子どものころ、僕をこの世界へと導いたうちくい、
やはり「吸引力」があるようです。

そして
2種の牡丹。
みよ、僕の「ネコ吸引力」。



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Posted by 守紅(MORIBIN) at 22:53│Comments(2)紅型作品(筒引き)
この記事へのコメント
生地によって色の出方が違い、用途によっても、使いやすさが違うんですね。とても奥が深い世界ですね。
Posted by うどん at 2012年12月26日 22:17
うどんさん
コメントありがとうございます!
そうなんです、おもしろいですよね。
生地の数だけ、色合いも染めつきも風合いも違ってきます。だから、新しい生地を染めるたびに新しい発見があるんです、これは飽きることはないですね(^^)
Posted by morio at 2012年12月29日 22:34
 
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