うちくいのお仕事 of 博物館。
パッションフルーツの授粉の季節がやってきました。
みなさま、お久しぶりでございます
3月4月と、ちょっと変わった仕事をしてたのですが、
これもその一つ。
沖縄県立博物館・美術館からのご依頼。
紅型の筒引きのうちくい(風呂敷)が、どんな風に
作られるのか、わかりやすく説明するモデルと
その完成品、3点です。(
手作り竹伸子つき!)
紅型の中でも、うちくいなどを染める
筒引き(筒描き)の技法は、どちらかといえばマイナー。
僕は大好きなんですが。
今回制作にあたり、
縫い糸・縫い方から、道具作り、染め方まで、
主任学芸員のYさんと相談&勉強しながら
できるかぎり
昔の方法で仕上げました。
ということは、もちろん
両面染め。
今はもっと楽なやり方もあるので
あえて昔の方法となると、正直
なかなか苦心する部分もありましたが、
とても楽しい&誇らしい経験でした。
子供の頃うちくいに魅せられ、
紅型の世界に入った僕が、
今、うちくいの展示会に、協力できる。
とっても感慨深いです。
大人になったなぁ。
そのうちくい達も展示される、
「沖縄のふろしき うちくい展」、明日から始まります。
4月28日(火)~6月21日(日)まで
沖縄県立博物館・美術館 3階
博物館特別展示室・企画展示室にて
(入場は有料です)
今日、内覧会に行ってきましたが
紅型以外にも、沖縄で愛されてきたうちくいも
いろいろ展示されていて、おもしろいです。
↑ これは木炭で、生地に下絵を写し終え、まったりしているところ。(クロネコさん、撮影拒否のようです)
この子達が、どんなになったか、
またよかったら、みてみてね。
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