「午」、披露。

守紅(MORIBIN)

2013年12月01日 21:02

本当は個展中にUPしたかったのですが・・・
お待たせしました、来年の干支「午」です!

    琉球紅型干支お守り「ひょうたん午」
  
            (反対側)

沖縄在来の馬さんがモデルなので、小がら。
波を掻き分け、力強く前進します。

そして基本の松竹梅と、6つの「ひょうたん」。

なぜ「午」に「ひょうたん」なのか。
ご存知、「ひょうたんから駒(=馬)」、からです。

全く予想もできない、とんでもないくよいことが起こりますようにとの思いをこめて。

そしてひょうたんは吉祥文様。
末広がりの形をしたひょうたんは縁起がよいとされ
除災招福厄除けのお守りに。

ツルがのびて果実をたくさんつけ、
種子も多いことから、子孫繁栄家運隆盛

そして、なぜ、ひょうたんが6個なのか?

わかりますよね、
ひょうたんが6個(=むびょう)で、無病息災

午の図柄の中に、6個のひょうたんが隠れています。
ぜひ手にとって探してみてね!

今回は、こんな感じ。
いいな、と思った方は
下記の方法で、入手できます。


リウボウ美術サロンでの、僕の初個展で。
 19(火)~25日(月) 10:30~20:30
       ↑ 終了   
   

②2013年12月12日AM0:00以降に
 「morio_moribin@yahoo.co.jp」まで
 「干支希望」メールを送り予約する。
 20個限定。今回少なくてゴメン・・・
 
しっかり見て、じっくり吟味してくださいね!

※マメ知識①【うま、いろいろ】
馬は『ものごとが“うま”くいく』『幸福が駆け込んでくる』などと言われる、縁起のいい動物。
生まれたての子馬は生後1時間ほどでしっかりと立ち上がり、3時間もしないうちに駆けることができるようになることから、『立ち上がりが早い』とか『立身出世の象徴』ともいわれるそう。
“出世運上昇キャラクター”だそうです。
また、馬肉を桜に例えますが、これは、肉の色あいとか、春がおいしい時期だからなど、諸説ありますが、
江戸時代のはやり歌「咲いた桜になぜ駒繋ぐ駒が勇めば花が散る」の春爛漫の光景がもとになった、という説もあるそうです。きっとこっちの方だと信じ、ちょっと干支の図柄に桜も入れてますよ。
(ちなみに、馬を桜、猪を牡丹など、動物の肉を隠語でいうのは、江戸時代仏教の影響で殺生に厳しく、獣肉を公に食べる事ができなかったからだそうです。)

※マメ知識②【瓢箪から駒が出る】
昔、通玄仙人(張果老。唐の時代の実在の人物)が白い馬に跨がり一日数万里を走り、 休憩のときは、馬を小さな瓢箪に納めた、という話がもとで、できたことわざだそう。
だから「思いもかけないことや、冗談半分でいったことが現実に起こること。」というその意味も、よいことが起こる場合で使われるようです。


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