子、披露。(12/17追記)
お待たせしました、「子(ね)」披露です。
【紅型干支お守り「鈴もち子」2020年版】
米俵の上で鈴を振り、その
音色で
邪気を払い清めるねずみです。
まずは動画で全体をご覧ください。 ↓
(全方向を見てもらうため、動画にチャレンジ!)
子が(俵に)上がると、「値が上がる」とされ、
商売繁盛・
人の価値が上がることを示します。
赤いチャンチャンコには「
梅」と「
竹」、
そして米俵には「
松」・・・と「
大根(
※1)」。
「
大根」は、その音の響きから
五穀豊穣、
財福、
商売の神とされる
大黒天(=大国主命)のシンボル(
※2)。
その使いとされる
ねずみも
豊かな実りや
財力の象徴で、
また繁殖力の高さから
安産・
子孫繁栄の象徴でもあります。
また100年以上生きたねずみは、
幸福の意味を持つ
蝙蝠になるといわれ、
長寿のシンボルでもあります。
(どこにいるかわかったかな?)
特に
赤い蝙蝠は、
「紅」が「洪(大いに・たくさん)」に通じ、
福が多いことを表します。
ねずみが大国主命のために探してきたという
魔除けの
鏑矢(
※3)もどこかに隠れているので
探してみてね。
今年はこんな感じ。
(もちろん「ご縁」と「島マース(塩)」入り)
大変申し訳ないのですが、
キリのいい「子」から、価格は
いずれの方法も一律、税込8,800円になります。
(①②に関しては送料無料です)
それでもほしいぞと思ってくださった方は、
以下の方法で入手できます。
①パスワードを知るかたのみのチャンス日
12月10日(火)0:00~18:00の間に、
メールの件名にパスワードをいれて
「morio_moribin@yahoo.co.jp」まで
メールください。
(15個限定)
※おひとり様一個でお願いします。
②12月12日AM0:00以降に、
「morio_moribin@yahoo.co.jp」まで
「干支希望」メールを送り予約する。
(15個限定)
※おひとり様一個でお願いします。
③12/24(火)~31(火)までの
デパートリウボウ干支セレクト展にて購入する。
→12/17に詳細UPしてます
④沖縄県立博物館美術館の
ミュージアムショップでの初商いにて。
(詳細未定ですが、1/2の初売りで販売予定らしいです)
今年も長々とお付き合いくださり、ありがとう!!
【マメ知識】~ねずみ関係いろいろ~
※1「大根」
よーくみると、二股になっているのですが、これはおなかを壊した大黒様のお話から。
そして、「カブか?」というくらい太ってるのは実はこれ、沖縄の希少な大根、‘カガンジデークニー(鏡水大根)’だから。甘いらしいよ。
※2「大黒様と大国主命」
仏教の神である大黒天と、日本古来の神道由来の大国主命(おおくにぬしのみこと)は、神仏習合され同一視されたらしい(どちらもダイコクだしね)。大黒様は七福神の一人としておなじみですね。大地を掌握する、五穀豊穣の神様(農業の神)であり、食物・財宝・福徳開運の神様として信仰されていて、どちらもネズミを使者としているのが同じ(その理由はそれぞれ違うらしいけど、ここでは割愛)。
※3「大国主命とネズミと鏑矢」
現存する日本最古の歴史書(?)『古事記』の中で、大国主命(おおくにぬしのみこと)が、須佐之男命(すさのおのみこと)から「娘を嫁にやるにふさわしい男かどうか」の3番目の試練として、荒野に向けて放った鏑矢を取って来るように言われる。
矢を探して野の中に入ると、須佐之男命は野に火を付け(ヒドイ!)、大国主命は野火に囲まれてピンチにおちいるが、その時、一匹のネズミが現れて、「内はほらほら、外はすぶすぶ。」(内はホラ穴だよ、外はすぼんでるよ。)と告げる。
大国主命が、その穴に隠れて火をやり過ごすと、ネズミは探していた鏑矢をくわえて来てくれ、こうしてネズミの助けにより、大国主命はこの試練を乗り切ることができた。というお話からの関係。
関連記事