2019年版「亥」披露。

守紅(MORIBIN)

2018年12月21日 12:41

大変お待たせしました、披露です!


琉球紅型干支お守り「のりのり亥」

多産で、子孫繁栄豊穣の象徴とされてきた姿を
表すべく、うり坊を背に乗せた猪です。

まず、表から。

基本の松竹梅に、
猪は古来より山の神と敬われてきたので、
紅型でもおなじみの山柄を。

そこから昇るのは、
成功(生命力・健康)の意味を持つ陽光
元気ほっぺでもあります。

毛並みがハート?ラブリー!!と思った皆さん。

これは「猪目(いのめ)」という、
魔除け・火除け・福を招くといった意味を持つ
由緒ある模様なんです。寺社や鈴などにもみられます。

そして、裏。

のもとで一休みする猪(うり坊)
和歌や日本画などでお馴染みの
萩に臥猪(ふすい)」の組み合わせ。

は「再生」「新たな門出」をあらわし、
臥猪は「天下泰平」を祈る吉祥画となるそうです。

さらに、うり坊の頭上に「のりのり」のと、
足元の霊芝雲(別名:瑞雲)は、

は「諸」、は「事」と同音で、
霊芝は、「如意」の意味をもつことから(※3)、
諸事意の如し(何事もうまくいく)」を意味する、めでたい図になります。

今回はこんな感じ。
(もちろん「ご縁」と「島マース(塩)」入り)

ほしいと思ってくださった方は、

 12月22日AM0:00以降に、
「morio_moribin@yahoo.co.jp」まで
「干支希望」メールを送り予約する。

 価格は6500円(直売20個限定価格)
 ※おひとり様一個でお願いします。
 ※お届けできるのは年末になる予定なので、
  それでもOKな方のみお願いします。

今年も長々とお付き合いくださり、ありがとー!!



【マメ知識】~いのしし~

※1 「亥」は、日本では猪ですが、中国・台湾では豚。丸々太り、よく食べ、のほほんとした表情の豚は、富と福の象徴だそうです。

※2 福耳のルーツは豚の大きく垂れ下がった耳から来てるらしいです。 へぇー

※3 昔は僧が、「如意」という僧具を持っており、その先端が、万年茸といわれるキノコの一種「霊芝」に似ていたそうです。如意には「物事が思い通りになる」という意味があり、そこから霊芝も、如意と同様に「物事が思い通りになる」という意味を持つようになったそうです。

※4 臥猪(ふすい)は、「富寿亥」とも書いて、亥年を寿ぐ(言葉で祝福する)そうです。

※5 イタリアのフィレンツェには、「鼻を撫でると幸運が訪れる」というイノシシの像があるそうです、「のりのり亥」の鼻も撫でてあげたらいいことあるかも。

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